サマーコンサートにて初めて歌う混声曲、讃美歌「主の招く声が」(アンセム*バージョン)について意外な歴史背景が浮かび上がってきたので、紹介することにした。

今回グリーOBのメンバーからこれを歌いたいと讃美歌の混声4部の楽譜を手渡された。そこにに書かれているタイトル(上記Dear Lord and Father of mankind)だが・・・
曲は「主の招く声が」(讃美歌21ー516)だよ、と聞かされていたので何の疑いもせず音符の並びはほぼ同じ当然(讃美歌21ー516)の合唱版だと思っていた。
しばらくして(讃美歌21ー516)の英語タイトル(How clear is our vocation,Lord)が楽譜のタイトルと違うことに気づきAI先生に頼んで調べてもらったら想像もしない事実が浮かび上がってきた。
当初からこの合唱バージョンに(讃美歌21ー516)の日本語歌詞をあてはめ歌うことは世界初ではないかと勝手に想像していた。
正直原曲を聴いてみるとこれを日本語で歌うことはかなり難しいというか全く別の作品になってしまうのかもしれないと不安も抱いていた。前置きが長くなったが色々と掘り下げて調べたその結果を次の様に纏めたので是非ご一読願いたい。

*レプトン(Repton)とは 楽曲全体のタイトルではなく、メロディ(旋律)そのものに付けられた固有の名称(チューン・ネーム)です。賛美歌は歌詞とメロディが独立して扱われるため、どのメロディで歌うかを指定するために名前が付けられます。1924年にイギリスの由緒ある寄宿学校「レプトン校(Repton School)」の歌集で初めて賛美歌として採用されたことに由来します。
このため、歌詞が異なる「Dear Lord…」と「How clear…」のどちらも、旋律の指定が「レプトン」であるため同じメロディで歌われます。
*アンセム(Anthem)とは 礼拝において、全員で歌う一般的な賛美歌とは異なり、聖歌隊や合唱団が歌うために特別に作られた(または編曲された)合唱用の聖歌・賛歌を指します。
今回我々が歌う楽譜には「HYMN-ANTHEM(賛美歌アンセム)」と記されており、賛美歌をベースにしながらも、合唱ならではの美しい四声のハーモニー(SATB)や、単調にならない劇的な展開を持たせて再構築された編曲作品であることを意味しています。
さて、どんな曲に仕上がるのかサマーコンサートで是非聴いてもらいたい。