記念すべき、グリークラブ第一回リサイタルのプログラムです。
この時からグリーの顧問は佐々木伸尚先生です。
また、なんと!当時メサイアでお世話になっていたM.I.ケリー先生のお言葉が。

ケリー先生は音楽宣教師として金城学院中高にやって来ました。また、ハンドベルを金城に持ち込んだのも彼だと記憶しています。
メサイアの練習中、チャペルでケリー先生が大きな荷物から取り出したのはハンドベルでした。
英語で説明していたので何を言いたかったのかよくわかりませんが和音と倍音について説明していたのかな?と今になって想像します。
初めてハンドベルの音を聞いたときは、欲しくなるほど美しい音色でした。
メサイアの終演後ハンドベルと共に「きよしこの夜」を歌った記憶がありますが、実際どうだったのかよく覚えていません。
このプログラムに載っているケリー先生のお言葉をAIで翻訳しました。
名古屋学院グリークラブの皆さんが今夜再び声を合わせて歌うにあたり、この機会に心からお祝いの言葉を贈りたいと思います。
私がこのグループと最初に出会ったのは1961年、彼らが金城学院とともに栄光館でヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」を歌ったときでした。
それ以来、彼らは講堂や文化講堂において何度もヘンデルの《メサイア》を演奏しており、そのたびに私は彼らの精神と熱意に感銘を受けてきました。
そして、彼らの演奏の音楽性が着実に向上していることを嬉しく思っています。
栄光館のすぐ裏の校庭で、あるグループがとても上手に歌っているのを聴いたときのことを、私は今でもよく覚えています。
彼らは私学祭で歌う出番を待ちながら練習していたのです。
私はその場へ行って、この素晴らしい歌声のグループの名前を尋ねました。
それが名古屋学院グリークラブだと知って、とても嬉しく思いました。
グリークラブの少年たちは、生涯にわたって役立つ貴重な経験を積んでいます。
どこへ行こうとも、心に歌をもっているなら、まわりの人々に喜びをもたらすことができるでしょう。
今夜、彼らはまさに私たちにその喜びを与えてくれています。
私たち一人ひとりが、キリスト教の歌に込められた言葉を自分の人生に活かしていけるなら、
詩篇42編8節でダビデが記したように、こう言えるようになるでしょう。
「昼には主の恵みがあり、夜には主の歌が私とともにある。これは命の神への祈りである。」
どうか皆さん一人ひとりが、長く生きて、心と魂と声をもって神を賛美されますように。
マーリ・I・ケリー